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上海出産事情①赤ちゃんの性別 [上海出産事情]

中国では一人っ子政策の影響があるため、法律で出産前に性別を教えられないことになっている。
外国人なら関係がないのかと思ってお医者さんに聞いてみたのだけど、ここは国立病院だし中国人も同じように通っているので特別扱いはできない、ときっぱり言われてしまった。

ただ中国人だってやはり事前に知りたいと思う人たちもたくさんいるわけで、そうならそうとお医者さんも直接は教えられないけれど暗に仄めかす方法などが開発される。
よく言われる“上有政策、下有対策(上に政策あれば下には対策あり)”というやつだろうか。

中でもよく言われるのが、銀行名を言うことにより性別を仄めかすと言うもの。
特に上海など都市部では、結婚するなら男性には持ち家(マンション)があり、車もあり、当然にいい仕事もあり、というかなり高い条件が求められる。
その他、結婚式だの結婚写真だの新婚旅行だのと言っていれば、ものすごい費用になる。
もちろん双方が負担する場合もあるのだろうけど、少なくとも女性(とその家族)の男性(とその家族)に対する“持ち家”への要求はかなり高い。
また結納金のような考え方もまだある。
つまり、男の子が生まれるとお金がかかるのだ。
そのため、中国4大銀行の一つ“建設銀行”と言われれば男の子、企業法人として設立され元国有に比べれば規模が劣る“招商銀行”と言われれば女の子、なのだそうな。
その他にも、病院によっていろいろ隠語があるそう。

民間でもたくさんお腹の赤ちゃんの性別を見分ける方法が言われている。
真偽のほどは定かではない(実際ネットで調べると科学的に否定もしくは根拠がないとされているものも多数)のだが、私がこれまで言われたのは以下。

①酸男辛女
妊娠して酸っぱい物をとにかく食べたくなるなら男の子、辛い物を食べたくなるなら女の子。
同僚曰く、“私のお母さんは私を妊娠してから何にでも唐辛子をかけるほど辛いものが食べたくなって、絶対に女の子が生まれると思っていたら案の定女の子だったって”。

②つわりがひどくなければ男の子
私自身はつわりの苦しさはほとんどなかった。
少し胃がむかむかする程度で、ただお腹が空くと気持ちが悪くなるので、一日に少量ずつ何度も食べるようにしていた。
それを見た友達は、“つわりがひどくないなら男の子よ!”。

③お腹の出方
真ん中がとんがるような形で大きくなっていく場合には男の子、全体的に前に出てくるようなら女の子。
私の場合は真ん中から出てきているので、男の子の可能性大、なのだそう。
私は聞いたことがなかったけど、日本人の知り合い曰く、日本でも同じような言い方があるそう。

④見かけの変化
妊娠後よりもお母さんの見かけが悪くなったら男の子、きれいになったら女の子。
後姿を見てふっくらしてきたなど妊娠が明らかにわかれば女の子、あまり変化がなければ男の子。
私の場合、妊娠前のほうがきれいだったから赤ちゃんは男の子!と自信満々に言われた。
え、最近化粧してないからとかじゃなくて???

友人、同僚の話を総合すると、私の場合には全員が男の子、と予想。
何はともあれ無事に生まれてきてくれれば男の子でも女の子でもどちらでもいいのだけど、お医者さんに性別を教えてもらえるのが当たり前の日本と違って、こうやってみんなでどっちかなあといろいろ盛り上がるのもそれはそれで楽しい。
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