三角関係 [長女ちくわさん&次女牛子さん]

ちくわさんと牛子さんとりんりんがその後どうなったかというと、かなり仲良く暮らしていると言えると思う。
周りの中国人には散々、赤ちゃんと犬が一緒に生活するなんて信じられない!と言われ、何度も犬を誰かに預けるか譲るように説得されのだけど、なんとなく誤魔化している。
どうも中国的には、ペット=汚い=赤ちゃんにばい菌や病気が移る、という考え方が根強くあるらしい。

ちくわさんと牛子さんが小さいりんりんに乗っかったり飛び掛ったりしないか、という心配は当然にあったので、新生児の頃はさすがに隔離していた。
いつから接触させるようになったのかはっきりは覚えていないけど、かなり自然に距離が縮まっていったように思う。

現在、自分を人間だと思っている節のあるちくわさんはりんりんが好き、りんりんは動きが面白い牛子さんが好き、犬っぽい遊びをしたい牛子さんはちくわさんが好き、と三人はまさに三角関係。
ちくわさんはむしろ興奮性の牛子さんがちょっと苦手なくらい。犬同士なのに。
ちくわさんも牛子さんもりんりんにはかなり寛容で、耳を引っ張ろうが、鼻をつつこうが、おしりを叩こうが、全く意に介するふうでもない。

りんりんも二人を相手によく遊んでいて、おやつを食べるときもちゃんと分配している。
日本からせっかく持ってきたおやつの一部は、こうしてちくわさんと牛子さんの胃袋へと消えている。
たまに食いしん坊の牛子さんが我慢できずにおやつを奪っても、りんりんは全く気にせず。
この時ばかりはさすがに大人が牛子さんを叱るけど。
牛子さんにちょっと押されて尻もちをついても、ちくわさんの足に引っかかって転んでも、りんりんが泣くことはまずない。
人間の姉妹じゃないけど、一緒に育つとなかなかたくましくなるものだ。
でもそうは言ってもりんりんはまだ小さいし、私たちもまだまだ気をつけなくては、とは思うけど。

りんりんはちくわさんと牛子さん以外の犬も大好きになった。
散歩に出かけると犬に会うたびに指差して、“gougou(中国語でいう犬)”と言う。
大きな犬もなんのその、追いかけて行って触ろうとしたりするのでこちらは冷やひや。
相手の飼い主さんも、こんな小さい子が大型犬も全く怖がらないのねぇ、とびっくり。
でもアパートの敷地内では放し飼いで散歩をさせる人も多いので、注意しなくちゃいけないけどね。
お友達が大好きなアンパンマンなどのキャラクターにはほとんど反応せず、りんりんの興味は目下犬をはじめとする動物。
テレビも動物番組に大興奮。

この前までちくさんにも牛子さんにも“gou(犬)!”と呼びかけていたりんりん、最近は“ちーちゃん(ちくわさん)”“niuniu(牛子さんの中国名)”と呼べるようになった。
ちくわさんと牛子さんもふんふんとりんりんに鼻をくっつけたりして反応している。
お互いの存在をきちんと認識しているようで、ほほえましい。

ちくわさんと牛子さん、寝ている時だけは仲良し。

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でもやっぱり牛子さんに押され気味。
自由奔放な次女、牛子さん。

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