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阿姨さん探し [妊婦・産婦生活]

私が仕事復帰するに当たってまずクリアしなければならなかったのが、阿姨さん(お手伝い兼ベビーシッター)探し。
上海にも託児所がないわけではないけど、全くローカルの託児所に0歳児を預けるにはやっぱり不安があったし、そもそも公立の託児所は外国人をそんなにすんなりと受け入れてくれない。
というわけで、しばらくは平日の昼間常勤で来てくれる阿姨さんを探すしかない。

さてさて、どうやって探すか。
中国人の同僚や友達に聞いてみたけど、ほとんどが上海人で自分の親に子どもを見てもらっている人ばかりなので、目ぼしい情報なし。
それではと数少ない日本人の友達・知り合いに当たってみるも、なかなか見つからず。
かといって阿姨さんの仲介業者もたくさんあるにはあるけど、本当に信用できるかどうかはわからない。

そんな時、mixiの上海子育てコミュで“阿姨さん紹介します”トピックを発見。
よく見てみると、阿姨さんに関するトピックはけっこうたくさんある。
そして私が阿姨さんを探していた時期はちょうど年度納めで駐在員さん達が移動する3~4月。
日本に帰る駐在員さん達の自分のところで雇っていた阿姨さん紹介情報が多数出る時期。
日本人家庭で赤ちゃんの面倒を見ていた経験があるんだったら、安心かも。

というわけで条件を見たり、問い合わせをしてみたりしたのだけど、ひとつ問題が。
それは我が家が日本人が多く住むいくつかのエリアのいずれにも属していないということ。
日本人家庭での経験が長い阿姨さんは、たいてい日本人がとても多い古北区なんかの近くに住んでいて、そのエリア以外には来てくれない。
この方法で探すのも難しいかなあと思っていたとき、エリアを指定していない阿姨さん情報を発見。
早速連絡すると、我が家まで通ってくれるというので、早速面談に来てもらった。

安徽省出身、40歳のおばさんで、外国人家庭での経験が長いそう。
直前まで働いていたお家は2歳の双子の女の子がいた日本人家庭。
相場からするとちょっとお給料は高めだったけど、りんりんをしっかり見てくれるんだったらある程度は問題ない。
それでもやっぱりすぐにりんりんを任せるのは不安だったので、私が仕事復帰する1ヶ月前の4月から来てもらった。
月~金曜日の9時~18時、フルタイムで来てもらうことに。

結果的に、この阿姨さんはかなりてきぱき仕事もして、とても子ども好きななかなかの人であることがわかった。
相方は“知らないおばさんが家の中にいるのはどうも慣れない”としばらく言っていたけど、阿姨さんの作る中華料理のおいしさで、その不安もかなり解消されたようだ。
やっぱり文化の違いもあるので、あれ?と思うこともたまにはあるけど、それはその時々できちんと話をしながらやっていくしかない。

最近はりんりんもすっかり慣れて、何はともあれ仕事復帰の第一歩を踏み出せそう。

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フナスープのススメ [妊婦・産婦生活]

りんりんが生まれてから何人か同僚や友達が顔を見に来てくれた。
中でも出産経験のある友達が小学5年生になった娘さんと来てくれた時には、いろいろと教えてもらえて面白かった。

まず開口一番、“赤ちゃんが薄着過ぎない?”と言われた。
りんりんは下着2枚にツーウェイドレス、靴下を履いておくるみでくるんで、さらに厚手のタオルケットをかけていたのだけど、それでも彼女からすると大分薄着に見えるらしい。
中国では赤ちゃんは冬なら家の中でも綿入りの厚い服を着せて、帽子もかぶせるんだという。
通りでこの前予防接種に行ったときも、毛布の塊みたいな子どもを抱いている人をたくさん見かけたわけだ。
その話を横で聞いていた娘さんは“そんなだから中国の子どもは体が弱いのよ。日本人は小さいときからそうやって鍛えるんだわ”とコメントしていた。
その後も、娘さんに出したオレンジジュースを一緒に飲もうとすると、“産婦は冷たいもの飲んじゃいけないのよ!”と注意されたり、カルチャーギャップを感じることが多々。

そのうち母乳とミルクの混合にしているという話になり、お乳の出をよくするフナのスープを飲むよう強く薦められた。
その場で教わった作り方。
内臓や鱗を取ったフナのお腹に砂仁(しゃにん。漢方の一種でショウガ科の植物の種。スーパーの乾物コーナーに行くか、そこで売っていなければ薬局にて購入可能だそう)を入れ、鍋に油をしいて両面を焼く。
その後水と生姜を入れて煮込むだけ。グツグツしてから20分くらいでいいらしい。
黒木耳やエノキダケを入れてもOK。
ただしシイタケなど味が強いきのこはお勧めしないと言われた。
何も調味料を入れなくても十分に味が出ていておいしいので、味精(うまみ調味料)なんかは添加物で赤ちゃんにもよくないので入れないほうがいい、とのこと。
フナは小骨が多いので魚は食べずにスープだけ飲んでもいいとのこと。

彼女は出産後このスープを毎日鍋いっぱい飲み、毎日服がびしょびしょになるくらいおっぱいが出て、赤ちゃんも飲みきれず、自分で絞って捨てていたという。
あげく、お医者さんに“こんな状態なのにまだスープ飲んでいるのか”と言われ、禁止されたんだそうな。
すごく即効性があるようで、“午前中に飲んだら午後には服がびしょびしょになるわよ!”とのこと。
そりゃ、すごい。
ネットで検索してもこのスープは産褥期にお乳の出を促すスープとしてレシピがたくさん出てくる。
そういえば、出産した国際和平病院でもらった資料にもそんなこと書いてあったような。

でもこっちのスーパーで売っている魚はほとんど川魚でどうやって食べていいのかわからないので、これまでも手を出したことがない。
この際挑戦するか・・・。
いや、やっぱりやってみるなら彼女が時間があるときに家に呼んで手伝ってもらうことにしよう。
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喜蛋 [妊婦・産婦生活]

以前子どもが生まれた同僚が真空パックになった煮卵を配っていて、なんで?と思って聞いてみたら、中国では結婚の際に喜糖を配るように、出産の時には“喜蛋”と呼ばれる卵を配るのだそうな。
こちらでは私も相方も圧倒的に中国人の知り合いが多いので、郷に入れば郷に従えで、こりゃ何か用意しなきゃいけないかなと出産前から思っていた。
でも煮卵は縁起物なんだろうけどあまり食べなさそうだし、何か別のものはないかなあと考えていたところ、出産前に健診に通っていた病院の周りで配っていたチラシが目に留まった。
喜蛋もたくさん載っていたけど、最近はクッキーやチョコレートなんかも配ることもあるよう。

そこで相方と相談していて思いついたのが、卵形のお菓子。
ネットで検索すると日本だといろいろあるようだけど、こちらで手に入るものということで考えたのがキンダーサプライズ。
卵形のチョコの中におもちゃが入っていて、ちょっと遊び心もあるし。

というわけで、キンダーサプライズを1箱(32個入り)入手。
そのままだと喜蛋に見えないので、赤の包み紙と金色のリボンを用意してラッピング。
リボンを結ぶなどという作業は苦手なので、相方のお母さんに手伝ってもらってやっとのことで完成。

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うん、この色合いはかなり喜蛋っぽい。
りんりんの顔を見に来てくれる同僚や友達に早速渡そうね。
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お祝いメッセージ [妊婦・産婦生活]

入院している間に、中国人の同僚や友達にりんりんの誕生をショートメールで知らせた。
返ってきたお祝いメッセージはやっぱり辰年にちなんだものがたくさん。
“何とか年明けまで持ちこたえて龍宝宝にしなさい!”と前々から周りの中国人に言われていたので、“よかったね”というメッセージ多数。
お正月6日目だったので、それにちなんだものも。
面白かったので、いくつかメモしておこう。

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お腹の話 [妊婦・産婦生活]

りんりんが生まれてすぐ、まだ分娩台の上にいたとき、ふとお腹を見ると一気にへこんでいたのでびっくりした。
お腹にりんりん(当時はがんちゃん)がいた時には、寝転ぶとお腹より下なんてほとんど見えなかったのに、今じゃはっきり見える。
“お腹が大分小さくなりましたよね”と助産師さんに言うと、“そりゃ、あれだけのものが出てきたんだからねー”と返された。
それもそうだ。
その後、助産師さんにお腹をぎゅうぎゅう押された。
前に中国ではお腹を引っ込ませるため産後にものすごく押されると聞いたことがあったけど、どちらかというと子宮の中に残っているものを押し出しているようだった。

次の日の朝、トイレに行って鏡を見ると、昨日はあれだけへこんだと思っていたお腹が実はまだ相当大きいことに気付く。
まだ妊娠7、8ヶ月(妊娠中、私のお腹は小さいほうだった)頃の大きさくらいはありそう。
ひぇ、これはこの先どうなるんだ?

念のため、通訳さんに冗談交じりに“お腹まだ結構大きいんですけど”と言ってみると、“うーん、ちょっと大きいね”と言われる。
え、そうなんだ…。
その後通訳さんが回診のお医者さんに聞いてくれたところ、開口一番“まあ、肉もついていることだし”。
え、これ全部肉?まあ18キロくらい太ったしなあ。
それにしてもこれを引っ込ませるのは大変そう…。
“じゃあ、ダイエットするしかないってことですかね?”と聞いてみると、“まあ、そうですね。でも子宮がまだ下がってきてないこともあるし、問題ないですよ”とのこと。
ふーん…。

ちょっと心配したお腹だったけど、退院して何日かするとどんどん小さくなって、2週間もするとちょっとたぽたぽしている程度になった。
きっとこれは本当にお肉なので、鍛えないとなくならないんだろう。
母乳をあげていると体重の戻りも早いと聞いていたけど、2週間で40キロ台(8キロ強減)まで落ちた。
相方のお母さんが家事を一手に引き受けてくれているし、相方も協力的なので、りんりんのお世話以外は外にも出ていないしほとんど動いていないんだけど、人間の体って本当に不思議。
自然にどこまで元の体重に近づくものなのか、もうちょっと経過観察してみよう。

我が家のちび二人組は毎日ストーブにべったりで、そのくせ食欲は相変わらずなので、肥満にならないように気をつけないと・・・。

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産まれました [妊婦・産婦生活]

2012年1月28日21時32分、がんちゃんは無事にお腹から出て来た。
体重3040g、身長50cmのかなり標準サイズ。
予想通りの女の子。
いやあ、出産は大変。
詳しいことはまた退院したらゆっくりと。


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予定日当日と財神さんの日 [妊婦・産婦生活]

今日はがんちゃんの出産予定日当日。
特に何の変化もなし。
一応、もう出て来てもいいよーと話しかけてはいるけど。

中国ではお正月5日目は財神を迎える日。
昨日の夕方から一晩中、みんな自分のところに財神がやってきてほしいがために花火や爆竹を鳴らしまくりで、むしろ新年を迎えるときよりも賑やかだった。

我が家も財神にあやかろうとお向かいのお寺にお参りしようと11時頃出かけてみたら、元旦に負けないくらいすごい人。
2つある入場券売り場はどちらも100mを越す行列。

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ひえー、熱心だなあ。
でもとてもじゃないけど、これに並んでまでお参りするのはちょっと遠慮したい。
ところがそこは中国なのでちゃんとダフ屋さんがいて、あちこちで通常20元の券を50元で売っている。倍以上か…うーん。
決めかねてぶらぶらしていると、40元で売っているダフ屋さんを発見。
まあ、それくらいなら…ということで、ダフ屋さんにお年玉をあげた気分で倍の値段で入場券を購入。

券さえ購入してしまえば、入場に並ぶことはない。
長い列を尻目にさっさとお寺に入ると、早速こんな看板。

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“一族繁栄”“願い事の実現”“健康長寿”などどれも20元と書いてあるけど、これはそれぞれそういう名前のお線香を売っていて、自分の希望に合わせたものを購入してお参りの時に使用する。

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お線香はそれぞれ違う色をしている。
なんだか商売上手。

みんなお線香を焚きまくるので、境内は煙がもくもく。
そこらじゅうで火のついたお線香を持ってお参りしているので、ぼーっとしていると危ない。

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お供えされた蝋燭は今日もすごい数。
ちなみにこの蝋燭は下の写真、左から順に998元、598元、98元。

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998元がいっぱい燃えている…。

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こちらは名前や願い事を書いた封筒を燃やすところ。

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本堂までは人が多すぎて大きなお腹では行けそうになかったので、我が家はちょっと離れたところからお参り。
財神様、我が家にもちょこっとご利益を分けてくださいな。

お参りから帰ってから、がんちゃんがいつ出てきてもいいようにベビーベットに布団をセット。
がんちゃんがここに寝るのはいつになるかな。

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妊娠39週 [妊婦・産婦生活]

予定日までいよいよあと1週間。
がんちゃんが下りてきたせいかなんだかお腹がすっきりして、心なしかお腹が小さくなったような感じもするけど、気のせいか。

ここ数日、仕事のメールや電話がかなりあって在宅で仕事続けているのとほぼ変わらない。
急に私が産気づいたら、みんなどうするつもりなんだろう…。
電話をかけてきたときに必ず“生まれそう?”とか“今日はどんな感じ?”とか聞くのだけど、じゃあ電話をかけてこないでくれ、と思ったり。

中国のカレンダーでは土曜日の明日も正月休みの振替出勤。
ただ明日なんて正月気分でみんな働く気0だろうし、習慣で午後は早めに退勤するし、休みに入れば少なくとも中国人で働こうなんて人はいないし、日本人ボスも10日ほど旅行に出かけるらしいので、きっと静かな毎日になる…はず。

ちくわ姉さんと牛子さんは相方のお母さんが来てから朝に散歩に連れて行ってもらえるようになったので、ご機嫌ちゃん。
散歩から戻ると牛子さんはヒーターの前を陣取り、気持ちよさそうに一日中お昼寝。
いすを枕にしたり、

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父ちゃんの足を枕にしたり。

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牛子さんのこんな平和な毎日も、がんちゃんがやってくるまでだな。
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妊娠38週目 [妊婦・産婦生活]

予定日まで3週間を切ったものの、いろいろやることもあったし別にしんどくもなかったので、先週は相変わらずあちこち動き回っていた。
自分のビザを更新に行ったり、出産・育児関係本を譲ってくれるというので取りに行ったり、食料の買出しに行ったり。
仕事のメールや電話も一日に何本か入っていたし、翻訳や連絡を手伝ったりもしていた。
お医者さんも動いたほうがいいと言っていたし、体も頭もちょっと使っておくくらいがちょうどよいかなと思っていた。
ところが、予定日まで2週間を切ったこの週末になって急にしんどくなってきた。

まず、なぜか鼻炎に。
鼻が出て、涙が出て、そしてくしゃみが出る。発熱や頭痛は全くない。
先週から掃除をしていたから、埃のアレルギーでも出たのか。
これまで花粉や埃のアレルギーはなかったんだけどな…。

そしてとにかく節々が痛い。
腰とかおしりとか足の付け根とか背中とか。
多分がんちゃんの頭が骨盤まで下りてきた影響なんだろうけど、立ち上がったり起き上がったりするのも一々大変。
歩くのも前のようにすたすた歩けなくなってきた。
はあ、最後にこんなに大変になろうとは。

相方には寝ていればと言われたけど、横になる姿勢が特に楽というではなく、むしろ起き上がるのが一苦労なので、それだったら家事や仕事をしてしまえとなる。
でももうちょっとのんびりしたほうがいいのかな。

父ちゃんの仕事を応援するちくわ姉さん。

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そして牛子さん。

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一大事 [妊婦・産婦生活]

多くの妊婦さんにあるようだけど、私も多分にもれずトイレが近くなって夜中もちょくちょく行かざるを得ない。
そんなある日、まだ真っ暗な4時過ぎに寒くて嫌だなあと思いつつ意を決して寝室から一歩出ると、足元でぴちょんという音が。
牛子さんがおしっこ失敗か?と思ってもう一歩足を踏み出すと、さらにまたぴちょん。
ん!?牛子さんはいくらなんでも人間の歩幅二歩分のおしっこはしないぞと思って電気をつけてみると、なんとリビングの床中水浸し。
どこかから水漏れか?とちょっとパニックになりつつ辺りを見回すと、どうやら給水機が原因のよう。
こんなに重い水のタンクはさすがに一人では持ち上げられないので、悪いけど相方を起こすことに。
“ちょっと水が漏れているんだけど…”と寝ている相方に声をかけると、ものすごい勢いで起き上がるのでこっちがびっくりしてしまった。
曰く、私が破水したと思い“いよいよ来たか!”という気分だったらしい。
まあ、夜中の4時に水が漏れるというシチュエーションもなかなかないしな…。

二人で夜中に床を拭き、その後私は再度熟睡したのだけど、相方はどきどきしてよく眠れなかったとか。
次の日寝る前も“今日はどきどきさせないで!”と念を押された…。
笑い話なんだけど、でもきっと相方に妊婦の体の重さとかがんちゃんの胎動を実際に体験できないのと同じように、彼には彼で私にはわからない緊張感があるんだろうな。
何はともあれ、次に相方を夜中に起こすことがあるとすればきっと本番かな。
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