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お弁当に見る日中の違い [上海生活]

急に暖かくなってきた上海。
今日はいきなり真夏日の30度越え。

この季節は上海の学校も遠足があるそうで、同僚たちの子どもも遠足に行ったそう。
ローカル小学校に子どもを通わせる日本人同僚がお弁当に定番の鳥の唐揚げや卵焼き、おにぎりを作った話をしていた。
それを聞いた同じく小学生の子どもを持つ中国人同僚がすごい!と騒いでいる。
え、じゃああなたは何を持たせたの?と聞くと、パンと果物とスナックだそう。
彼女も共働きで忙しいからかな思い、他の子達は中華のお弁当を持ってきたりするの?と聞くと、普通はお弁当は持たせないわよ、とのこと。
理由は“冷めたご飯を食べさせるなんてよくないしおいしくもない”から。
逆に“冷めたお弁当を子どもに食べさせておいしいの?体に悪くない?”と聞かれた。
お弁当を作らないのはまんざら手抜きというわけでもないらしい。
習慣の違いというだけで。

考えてみると、確かに会社の半分の同僚は昼食にお弁当持参だけど、必ず電子レンジで温めて食べている。遠足ではそうもいかない。
そう言えばうちの会社が設立したばかりでまだ2人しか社員がいなかった時、中国人スタッフに“冷めたご飯なんて食べられないので電子レンジを今すぐ買ってください”と言われ、まだ会社の設備も揃っていない中で電子レンジを買わされたとボスが言っていた。
漢方的な考え方からなのか、これまで会った中国人達も“冷えたご飯”には敏感だったような。

上海の日系幼稚園や日本人学校やお弁当持参だけど、ローカル学校では基本的にお弁当はないという。
給食か食堂で食べることが多いそう。
中国人同僚たち曰く、毎日お弁当を作るなんて絶対無理!。
彼らが毎日持参するお弁当は、ほとんどが親に作ってもらったもの。
まあでも私も毎日は自信がないけど、りんりんが幼稚園や学校に通うようになったら遠足の時くらいは張り切ってお弁当を作ってあげたいなと思う。
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阿姨さん探しⅡ [上海生活]

もうずいぶん前の話になるけど、我が家にはじめて来てもらった阿姨さんは結果的に大喧嘩をして5ヶ月ほどで辞めてもらった。
辞めてもらうときはお互いものすごく嫌な思いをしたし、エネルギーも使ったので思い出すだけでうんざりするのだけど、結果的に言えば我が家には合わなかったと思う。
これまでほとんど外国人の家で仕事をしていた彼女は、いい意味でも悪い意味でも“外国人の家庭慣れ”していた。
アイロンかけや掃除なんかはとても丁寧だったけど、それは逆に“見せ方を知っている”という印象を受けた。
それはそれで職業技能だし悪いことでは決してないとは思うけれど、我が家が求めていたのはそこではなかったという一言に尽きる。

喧嘩をして次の日から来なくなったので、次の人をすぐに探さなくてはいけなくなった。
でもここは上海。
中国人家庭でも阿姨さんを雇うことは珍しくないので、阿姨さんの紹介所(家政婦紹介所)がたくさんある。
友達が紹介所を通して阿姨さんを雇った話を前から聞いていたので、そこを紹介してもらった。
中国人の旦那さんがいろいろ手を回してくれて、すぐに面接の手配をしてもらえた。
こういう時、やっぱり頼りになるのは友達だ。
ちなみにそこの紹介料は雇用が決まった阿姨さんの給与1か月分の20%。
阿姨さんが辞めたり、こちらから辞めてもらった場合でも2年間内であれば無料で他の人を紹介してくれるそう。
形式だろうけど、契約書も作ってくれる。

とりあえず面接をして二人目の人に来てもらった。
河北省出身の50歳くらいのおばちゃん。
旦那さんが上海人なので、国有企業を早期退職後に上海に戻ってきたそう。
北の人なので、言葉はとっても聞き取りやすい!
印象は“中国の肝っ玉おばちゃん”。
前の人のこともあるので、とりあえずやってみてもらって我が家に合わなければまた別の人にしてもらおう、というスタンスで来てもらうことにした。

この阿姨さん、意外にも我が家にはとっても合うことがその後わかった。
何よりもりんりんが大好き。
家事以外の時間はずっとりんりんと遊んでくれる。
それは仕事というよりも、孫と遊んでいるおばあちゃんといった雰囲気。
実際にこの阿姨さんが来てくれるようになってからりんりんが活発になったような気がするくらい。

彼女が一体どれくらいりんりんが好きかと言うと、りんりんが主語の時には“私達の”という言葉が前につき、さらに“りんりんは本当に頭がいい、他のことは全然違う特別な子だ”と毎日言う。
誇張ではなく本当に毎日、しかも日に何度も言う。
そして今日散歩の時に出会った近所の子よりもりんりんがいかに素晴らしいか、今日は何ができるようになったか、毎日退勤時に報告してくれる。
まさに、ただのおばあちゃん馬鹿状態。

月曜日は毎週、“二日も会えなくて寂しかった”と早めに出勤。
長期休みや私達の一時帰国の後なんかは30分以上早く来て、こんなに会えなくてどれくらい寂しかったかを語る。
家に帰るとひたすらりんりんの話をしているらしく、息子(30歳、未婚)はりんりんに嫉妬しているとか。
そして実際に家族にりんりんを見せたくなったらしく、ある日一度出勤するとりんりんを連れて家に帰り、家族と昼ごはんを食べてまた戻ってきた。
ちょうど春節が明けた頃だったので、りんりんは紅包(お年玉)までもらってきた。
家族もみんな、りんりんを大層気に入ってくれたらしい。

北方の人なので、餃子や麺、肉まんを皮から作ってくれたり、ご飯もおいしい。
おばちゃんなので時々づけづけ言って人をいらいらさせることもなくはないけど、りんりんも阿姨さん大好きで、今では我が家になくてはならない存在だ。
いつかりんりんが幼稚園や学校に通うようになったり、阿姨さんに孫ができたりしたらお別れの日が来るんだろうけど、その後も上海のおばあちゃんとしてたまに会いに行ったり会いに来てもらったりできるんだろうなと思う。

阿姨さんは本当にピンきり。
その家に合うかどうかもあるし、それこそ縁だ。
そういう意味では、我が家は本当に幸運。
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児童節 [上海生活]

6月1日は国際子どもデーということで、中国でもこどもの日。
学校でも何かイベントをしたり、午後から休みになったりする。
それに合わせて、子どもを持つお母さんも半休になる。
でもこれ、あくまでも習慣的なもので国定の休日ではないので、外資系や日系だと休みにならない場合も多いよう。

この日は毎年恒例だけど、朝からお父さんやお母さんに連れられた子どもをあちこちで見かける。
食べ物屋さんで子どもの日特別メニューがあったり、子ども用品店で割引があったり、子どもの日にちなんだものもいろいろあるよう。
お昼に入った日本料理屋も、子どもがいっぱい!

うちの会社は半休になった。
といっても、子どもがいるスタッフは私を含めて3人。
他のお母さんたちは、“娘と公園に行くわ”などと言っていた。

私にとっては初めての子どもの日の半休。
で、何をしていたかというと・・・りんりんとお昼寝。
りんりんは今日はやたらよく眠れる日だったようで、寝てばっかりいた。
でも平日にお昼寝なんて、なんだかちょっと得した気分。
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初一(お正月一日目) [上海生活]

今日は鯛のアラのお雑煮と八宝飯で朝ごはん。
中国と日本のお正月がごっちゃに。
八宝飯は少し前に王家沙で買って冷凍しておいたものだけど、レンジでチンでももち米がとてもやわらかなくなってとてもおいしかった。

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中国で食べたこういう種類のものはあまり当たったことないけど、これは結構おいしい。
あえて言うなら中に入っているあんこがもう少し少なかったらよかったけど、でもこれは毎年食べてもいいなあ。

向かいのお寺では、朝早くから長蛇の列。
私達はまさに高みの見物。

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というのも正月用の臨時チケット売り場が設置されて、朝の5時から入場券が販売されているため。
ちなみに元旦明け方の入場料は100元(1:30~4:30発売、一人5枚まで)、元旦の入場料は20元(5:00~16:30発売、一人5枚まで)。

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年が明ける時が一番ご利益があるんだろうから、その時間帯に参拝したければ普段の5倍の入場料ということか…。わかりやすい。
そして一人当たりの購入枚数に制限があるのは、ダフ屋がたくさんいるからと思われる。
お正月からシビアだ。

今日は久しぶりに天気がよかったので、午後から少しお散歩に。
近所のお気に入りのパン屋さんは営業時間の短縮があるものの、元旦から開いていた。外資系だからかな。

お寺の前の道は参拝客優先で、公道が歩行者天国に。
警察まで来ているし、入場には駅の改札のような機械も設置されてえらい気合の入りよう。

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それだけ人が多くて大混雑することを見込んでのことなんでしょう。さすが上海三大寺。
私たちは夕方に通りかかったのでそれほど押し合いへし合いはなかったけど、それでも結構な人だった。

お供えの蝋燭もすごい数。
線香の大きさにもびっくり。

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そしてご機嫌なのは露天商のおじちゃん達。
焼き芋屋さんは10mくらいの通りに3人ほどいたけど、みんなほとんど売れているようだった。
ご機嫌で秤にお芋を載せるおじちゃん。
値段はお正月料金じゃなくて、普段通りの500g4元(48円)だった。

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糖葫芦(サンザシに溶かした砂糖を絡めて串刺しにしてあるお菓子)売りのおじさんは、“今年は去年ほど売れないねえ”と言いつつかなりご機嫌。
きっとそれなりに売れたに違いない。
何でも去年は一日で1000元(12,000円)の売上げがあったとか。
一串3元(36円)の糖葫芦でそれだけ売り上げるとなると、一日334串売らないといけないわけで、それは確かにすごい。

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花屋さんも大盛況。
夕方になったこともあって、カサブランカを1本5元(60円)で叩き売っていた。
日本では考えられない安さだな…。

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さすがにお金の神様を祭っているお寺だけあって、それにあやかっておじちゃん達もお正月から商売繁盛。
もう少し参拝客が少なくなったら、我が家もお参りに来ようかな。

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新年快楽! [上海生活]

外では毎年恒例の花火と爆竹が四方八方からものすごい勢いで鳴り響いていて、全く鳴り止む気配なしなのでしばらくは寝られそうにない。
初めて中国での正月を体験した相方のお母さん曰く、“何年分かの花火を一緒に見た”。
私はもう何度目かの体験だけど、それでも圧倒される。
一体今日一晩で上海だけでもどれくらいの花火と爆竹が消費されるんだろう…。

今日は雪が降るくらい寒いし、人混みも避けたいので今年は家の中から見物することに。
お向かいのお寺は、今年もたくさんの参拝客で賑わっている。

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大晦日はのんびりと、ということで午後からは3人でボードゲームをして過ごす。
すでに夕方くらいから、爆竹の予行練習の音が聞こえてくる。
私はどうせ夜はうるさくて眠れないと踏んで、夕方に3時間ほどお昼寝。

そして携帯電話には、これまた毎年恒例の明けましておめでとうショートメールが次々と。
辰年にちなんだメッセージがいっぱいあってこちらもなかなか面白い。

ちくわ姉さんと牛子さんはすさまじい音も気にせずに、寝正月を満喫中。

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がんちゃんは無事に年越しまでお腹の中にいてくれたので、これで龍宝宝(辰年ベビー)に決定。
さて、お正月何日目で出てくるかな。
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晦日 [上海生活]

旧正月期間はなるべく外に出たくないので、みんなでスーパーへ買出しに。
今日は大分冷え込んで明日まで雪の予報がでているし、正月前で混みそうなので午後早めの時間に行ったのに、いつもの5倍は人がいた。
きっと同じように早めに買出しに行っておこうと思った人がいっぱいいたに違いない。
買い物の量も普段の数倍で、お酒やジュースやお菓子を箱買いする人がいっぱい。
正月飾りや訪問用の箱に入ったお菓子なんかが入り口からずらっと並んでいて、正月気分が盛り上がる。
レジもこの混み様。

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買出しの甲斐があって、しばらくは外に出なくてよさそうだ。
すでに時折爆竹が鳴っていて、いよいよ来るな、という感じ。

仕事の電話やメールも今日からぱったりなくなったし、お正月はやっとのんびりできるかな。
がんちゃん、この何日間は寒いからもうちょっと待ってから出てきてね。
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年末モード② [上海生活]

上海はお正月に向けて、街中がそわそわしてきた。
お正月の買出しでものすごい荷物を運んでいる人や、訪問用のプレゼント(油とか牛乳とかナッツなんかのセットが赤い箱に入っている場合が多い)を抱えた人もよく見かけるようになった。
近所の小さなお店は里帰りですでに閉まり始めている。
昨日お粥屋さんに行ったら社長さん自ら料理やお茶を運んでいて、“従業員はみんな故郷に帰っちゃったんだよ”と言っていた。
いつも行っている野菜市場も明日から1月末までお休みらしいので、買出しに行っておかないと。
年末は野菜も値上がりするんだよな…。
ご近所にはお正月仕様のパグさんも。

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そして毎年恒例、花火爆竹屋さんが出現。

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上海市内では規定により普段爆竹や大型の花火をするのは禁止だけど、年越しとお正月はこれが免除され、さらに専門に爆竹と花火を売る臨時のお店が街中に設置される。

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またあの賑やかな時期がやってくる…。
まあ、慣れてしまえばあれはあれで面白い。
がんちゃんがお腹の中でびっくりして、急に出てこようとしたりしなきゃいいけど。

そういえば満月と新月の前後は出産が増えるというけれど、旧正月1日目の23日は新月。
なんでもアメリカのリーバー博士という人が満月または新月の時期に出産数が増加するとその著書に書き、それを翻訳した藤原博士が日本で2000人を対象に調査を行ったら、満月と新月の前後(1日前と3日後)には10%近く出産が増加しているという結果が出たのだそうな。
さて、どうなるがんちゃん。
昨日日本から相方のお母さんが来てくれたしいつ出てきても安心ではあるけど、でもやっぱりタクシーが絶対つかまりそうにない大晦日の夜なんかに産気づいたら、ちょっと大変そうだ…。
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年末モード [上海生活]

中国のお正月(春節)まであと10日。
上海の街はすっかり年末っぽくなってきた。
忘年会(年夜飯)シーズンなので、夕方以降はタクシーがとにかくつかまりにくい。
職場から忘年会のお誘いが来たけど、さすがに最中に産気づいたりすると自分も周りも大変なので、今回は遠慮した。

最近街中で見つけた年末風物詩あれこれ。

百貨店もそろそろ春節バージョンに切り替え。
これは久光(そごう)。
なかなかかっこいい龍。

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オフィスビルもお正月の飾りを始めている。
近所のビルには、財神の飾り。
ちなみに財神さんがやってくると言われている正月5日目は、がんちゃんの出産予定日。

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上海の老舗店“王家沙”では、お正月用のお餅やお惣菜を販売中。

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平日の昼間でも大盛況。
明らかに地元の上海人らしき人がたくさん。

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こちらはお正月に食べる八宝飯。
縁起物なので我が家も購入。
冷凍しておいて電子レンジで温めればよいそう。

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そして年末と言えばやっぱり紅包(ボーナス)!
もちろん中身もうれしいけど、この赤い袋をもらうと一年がんばったなあという気分になる。

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我が家もそろそろ重い腰を上げて大掃除をしなくては。
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明けましておめでとうございます [上海生活]

何だかあっという間に2012年。
おせちは特に用意していなかったので、元旦の朝食はとりあえずお雑煮を食べてお正月を楽しむ。
お正月はあまり外に出ないでだらだら過ごそうと昨日のうちに鍋にいっぱいおでんを作っておいたから夜はそれでいいかと思っていたら、からしがないのに気づく。そして醤油も切れてしまった。
これは出かけるしかないと重い腰を上げて、元旦から日系スーパーにお出かけ。
ついでにそのスーパーの隣にある静安寺に初詣。

静安寺は市内の真ん中にあるので、周りはビルばかり。
本日は元旦ということで、入場料無料。
春節は動けないくらいの人手で賑わうらしいけど、今日は元旦なのでそれほどでもない。
むしろ初詣に来ている日本人を多く見かけた。

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中国のお線香はものすごく大きい。
火をつけるとめらめら燃えるので、ちょっと怖い。

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いくつかお寺に行ったことがあるけど、とても派手な仏像が多い。
ここのもなかなか。

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中国のお参りの仕方は、手前にある台に膝を付き、頭を台に付けるようにお辞儀をする。
お腹の大きな妊婦には、このお参りの方法は無理だということが発覚。
何事も、やってみないとわからない。

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ん?みんなで何か熱心にやっている。

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どうもこの石の上にコインを立てられたら、何かいい事があるらしい。
どんないいことがあるんだろう・・・。

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そしてもう一つ。
境内の真ん中にあるこの大きな灯篭の上の方にコインを投げて入るといい事があるらしく、大人も子ども楽しそうにやっていた。
ちなみに落ちてしまったコインは自分で拾う前に大抵そのあたりの子どもか大人に拾われて、さらにその人たちがまた投げてくれるので、無駄になることはない。

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相方も“がんちゃんが無事に産まれてきますように”と言って投げたら見事に入った。
年明け早々初詣も済ませたし、良い年になりそう。

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大晦日 [上海生活]

いよいよ大晦日。
中国国務院発表のカレンダーが三が日を休日にするために31日(土)を振替出勤日にしたため、なんと大晦日まで仕事。
1月1日から産休スタートできるように引継書を作成する必要があったのだけど、ここ数週間は特に立て込んでいたり新規顧客の対応が重なったりでその引継書自体を作る暇もないくらい忙しく、しかも2週間前に作成した引継書からすでに内容が更新されちゃったような顧問先があったり。
前の晩から30社近くの引継書+これまでの見積書の整理+その他引継事項のまとめをやっていたのだけど、やってもやっても終わる気配がなくてうんざりした。
大晦日の午後にやっと目処が立ったので、会社に行って新人さんに資料と一緒に口頭でも引継ぎ。
とりあえずお願いします!と3時間ほどのやっつけ仕事で終わらせた。
そもそもこの場ですべて理解できるような量でもないし、あとは困ったときに電話やメールで聞いてもらうしかない。
18時半に一応退社できたので、まあ上等と言えるでしょう。
他のスタッフは当然にとっくに帰ってしまっていたけど。

中国の習慣で、国慶節や春節など長い休みの前の日は午後からもしくは15時頃に退社(ボスの判断による)となる場合がある。
退社時間きっかりに上がると一斉にたくさんの人が帰宅するので交通機関がものすごく混むといった実質的な理由もあるのだけど、休みの前の日くらいは早く帰ってゆっくりしてね、という会社の心遣いという心理的作用の方が大きいかも。
ただこれを採用している日系企業はそんなに多くないので、前にいた会社で人事をしていた時もよくローカルスタッフにぶつぶつ言われたっけ。

それにしてもここ数年はずっと日本に帰ってお正月を迎えていたので、中国にいると年末気分が全く出ない…。
そこでまずは夕食にそばを食べてみる。年越しそば。
私の実家は大晦日の夕食は夕食として食べて、年明けが近くなった23時頃にそばを食べるという習慣がある。
夕食を食べてその後さらにお菓子とかおつまみとか果物とかつまんだりしてお腹はかなりいっぱいなんだけど、でも縁起物なので一口食べる、というのが毎年のパターンだ。
相方の実家では夕食に年越しそばを食べるらしい。
本日は引継ぎで疲れて帰宅後にちゃんと夕食を作る元気がなかったこともあり、夕食にそばを食べることに決定。
うーん、そばを食べると確かに年越し気分がちょっと高まる。

そして年越し気分を更に盛り上げようと、普段はほとんど見ないテレビをつけて年越し番組を鑑賞。
というのも、ちょっと前に東方衛視が紅白歌合戦の放映権を取得したとかで、年越し番組で一部放映すると聞いていたからだ。
日本にいるとなぜか惰性で見てしまう紅白歌合戦。
年々知らない出場者が増えていくのだけど…。

今回、特別ゲストで山下智久がその年越し番組自体に生放送で出ていた。
練習した中国語も披露していた。

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ただし残念なことに肝心の歌があまりにもひどく、なんで日本代表でこの人出しちゃったんだろう、とちょっと悲しい気分に。
谷村新司の昴とかでよかったんじゃないだろうか。
まあ、ファンが喜んでいるところも映ってはいたけど。

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中国の歌手は確かに見た目は普通(その辺りにいたら気づかないかもしれない)の人が多いけど、でも歌を聞かせると言う意味では若手でもかなりうまい。
好みの問題なのだと思うけど、中国の場合は“歌手は歌を聞かせてなんぼ”というのがはっきりしている気がする。
まあ、ビジュアルや格好のつけ方においては山下智久は他の歌手よりも数段上だったと言えなくもないけど。
その後東京タワー前から時差の関係で一時間早い年越しカウントダウンの中継があり、紅白でのAKB48の歌、スマップとAKB48のメッセージが放映された。
相方はAKB48の振り付けや“恭喜、恭喜”のメッセージを真似して、牛子さんに“父ちゃんうざいよ!”と切れられ、挙句の果てに吼えられていた。

ちなみに紅白歌合戦自体はダイジェスト版1時間半くらいのものを年明けの1時頃から放送していたらしい。
私は知らなかったので、年明け早々にあった上海市長の新年の挨拶を見て寝たけど。
年明けてからわざわざ見るほど紅白好きでもないしな…。どちらかというとゆく年くる年を見てしんみりしたかった。

年越し番組鑑賞中の寝正月になりそうな雰囲気に満ちた我が家の面々↓
今年も皆様には大変お世話になりました。
2012年はもっと賑やかで大変で、でも楽しい年になりますように。

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